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help リーダーに追加 RSS 映画:ライフ・イズ・ミラクル ★★★★

<<   作成日時 : 2005/08/16 00:26   >>

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なんだか、終始ドタバタ劇の中にあって、食傷気味になるくらいに色々なことが起こる。エミール・クストリッツァ監督の映画独特の味だ。動物が出てきて、奇跡的な演技(?)をしてくれるのはお馴染みであるが、この映画でもロバや犬や猫たちが絶妙な役割を演じてくれた。

ライフ・イズ・ミラクル
ライフ・イズ・ミラクルエミール・クストリッツァ スラブコ・スティマチ ナターシャ・ソラック

アミューズソフトエンタテインメント 2006-04-05
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おすすめ平均 star
star最優秀助演動物賞:ロバ
starクストさん
star人生はままならないけど、生きてるって、それだけですばらしい

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1992年、ボスニア・ヘルツェゴビナ。平和に暮らす純朴な人々の人生を引っ掻き回す内戦が勃発する。主人公のルカは、楽天的ないい人。鉄道敷設のために、ある田舎町に来た技師だ。お互いを思いやっていて人々が羨むような幸せなルカの家族は、内戦を境に大きく変わってしまう。妻は、さまざまなショックから他の人と家出し、愛する一人息子ミロシュは徴兵され捕虜となってしまう。
すっかり落ち込んだルカのもとには、ミロシュと人質交換になるためにムスリム女性のサバーハが現れ、彼女と奇妙な共同生活をすることになる。サバーハは以前からルカを知っていて、好意をもっていた。ピカピカに家中を磨き上げたり、レモンパイを焼いたり、献身的に尽くすサバーハを、次第に好きになっていくルカ。二人は愛しあうようになるが、人質交換の時が刻々と迫る。息子への愛のための家族とサバーハへの愛の中で葛藤し、結局ルカは、自ら選ぶことなく、運命に翻弄されるのだ。

真正面から戦争を批判した映画ではない。戦争は、あくまでも「くだらないもの」と一笑に付し、こんな状態の中でも、なんとか明るく生きていく人々の奇跡の姿こそを捉えたものだ。その辺りのバランスが絶妙だと思った。

映画として、とっても素敵な作品だった。心に残るTIPSが盛りだくさんだ。

「本ばかり読んでいると、バカになるぞ。」
軽い言い方の中に、なんとも含蓄がある言葉。

身に着けているものを道しるべとして少しずつ森に残していくシーン
人質としての価値がないことを打ち明けたサバーハ。それに激怒して森へ消えていくルカが、彼女への捨て切れない思いからとる行動。ロマンチックで、微笑ましいシーンだった。

線路をふさぐロバ、ロバの涙
みんなを困らせていたロバだけれど、物語のキーになってて、忘れられないプロット。

「この戦争は俺たちの戦争じゃない」
ルカの友人アレクシチ大尉が吐き捨てるように言うセリフ。政治に悲しく翻弄されていることへの気づきから出てきて、戦争のくだらなさを言いえています。

あと、サバーハ役の女優がすごくチャーミングで見ていて楽しかった。おちゃめに上目遣いで笑うところとか、ルカを大好きなところとか、大胆なところとか。あんな風に、女として魅力的に生きてみたいなぁ。。と、とりあえずしばらく夢見てしまうこと必至なのでした。

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